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DATE : 2007/01/21 (Sun)

映画「鉄コン筋クリート」のレビュー。「知識・体験」系のネタとして。


[POINT]松本大洋原作漫画の完全アニメ化。窃盗や暴力で身を立て、支えあって生きている2人の孤児、シロとクロ。宝町に暗躍し始めた暴力団新勢力との争いに巻き込まれていく中で、それぞれの存在と生まれてきた意味について苦悩する。というようなあらすじ。絵はかわいい感じで見方によっては子供向けっぽいが間違っても子供に見せてはいけない内容。血がいっぱい出ます。北野映画と描写のレベルは同じ。

[POINT]視聴後の感想は、「見てよかった!」。そもそも松本大洋は結構好きで「鉄コン」もスピリッツ連載時にリアルタイムで読んでいたけど、コレは原作を忠実に再現した上で、あらゆる意味で越えちゃったような気がする。原作知ってる人は見てまず間違いはないと思う。

[POINT]孤児という境遇でありながら必死に生きていく様子の切なさ、シロとクロそれぞれがお互いを思う気持ち、どこか懐かしくどこか寂しい宝町というファンタジー、怖いけど目が放せない暴力描写のエンターテイメント性…、「鉄コン」という作品の魅力はいろいろあるけどそれら全てについて原作を越えた表現力を持っていたように思う。

[POINT]原作知らない人でも、なにかしら好きになる要素に溢れていると思うので薦めておきたい。ただし、暴力描写が苦手な人は不可。今日も映画館に5歳くらいの女の子を連れてきてた親子が居ましたが、お母さんはさぞ困っていたことでしょう…。

[POINT]個人的な一押しポイント「シロの声、抜群!かわいすぎ!シロ」。個人的な減点ポイント「木村に狂気が足りない。原作はもっと怖かった気がする。」

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