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DATE : 2007/03/05 (Mon)
映画「パヒューム ある人殺しの物語」のレビュー。「知識・体験」系のネタとして。
(ネタバレがある記述は事前にお知らせするのでこれから見るつもりの方はご注意)

[POINT]「パヒューム」は中世の香水調合師の話
舞台は18世紀のパリ。当時は香水が貴族を中心に大人気。そんな中で非常に嗅覚の発達した男が生まれ、その才能に導かれるまま、香水づくりの名門に弟子入りする。男は次第に女性の体臭の匂いに惹かれ始め、なんとかしてその香りを我が物にしようとするのだが…。というようなストーリー。

[POINT]「パヒューム」の原作はパトリック・ジェースキンのベストセラー小説
1985年にドイツで発表され話題に。その後スピルバーグやマーティンスコセッシら映画界の巨匠が映画化を熱望したが、このたびドイツのプロデューサーに企画にジェースキンが賛同し待望の映画化にいたった。最初の公開はドイツで2006年9月。

【以降はレビュー。これから見る人はご注意。ネタバレ有り】



[POINT]「パヒューム」はエログロ満載
処女の裸が多くエロが多いのはいいが、悪臭のパリを演出するためと思われるグロはちょっと余計と感じた。しかもあまり『品がないグロ』で、残念ながら行き過ぎの感が否めない。

[POINT]「パヒューム」の主人公は孤独
主人公の香水調合師グルヌイユは孤独で暗い。セリフもとても少なく、その分をナレーションが補っている。またこの男の気持ちや行動のモチベーションが完全に凡人とかけ離れているようで、見ている側はなかなか感情移入できない。処女の犠牲者が出るたびに見ていてつらくなってしまった。最後の涙は後悔の涙か?そのシーンも同情にはいたらなかった。全体的に登場人物がみんな悲惨すぎな気がする。唯一ダスティンホフマン演じる香水調合のマスターは幸せそうだったが。

[POINT]「パヒューム」の衝撃のラストは始めからネタバレ
最後の公開死刑のシーンはまったく知らないで見たらそれなりに衝撃があったろうと思う。が!!「750人のラブシーン」としてメディアが宣伝しすぎだったため、かなり前から結末が分かってしまっていた。これは悔しい…。「どうなるんだ?」と無垢な気持ちで見てあのラブシーンだったらこの映画の印象はかなり変わっていたかもしれない。

[POINT]「パヒューム」はまあ見ても良い
個人的な感想としては金出してみても良いと思えるギリギリのラインというところ。処女の裸はいい。あと赤毛はかわいい。



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