category: 投資・株・金融・経済
DATE : 2007/01/28 (Sun)
DATE : 2007/01/28 (Sun)
社会人なら知ってて損はないマネーの基礎知識の話。「知識・体験」系のネタとして。
[POINT]マネーが増えるとインフレに、減るとデフレになる
世の中に出回るお金の総量(マネー)が増えると、物価が上がる(インフレ)。これは次のように考えれば理屈が分かる。もしマネーが増えたのに物価が同じだったら、それはお客の持ち金が増えたのに、商品の値段が変わらずということになる。それではお店側が以前より損してしまうので、商品の値段も同様に上げることになる。逆にマネーの量が減ると物価が下がる(デフレ)。すなわち、マネーの量が増えればインフレ、減ればデフレになる。
[POINT]日銀は日本のマネーの増減を調整している
日本銀行は極度のインフレ・デフレを抑えるためにマネー増減を調整している。またその調整のための施策のことを金融政策と呼ぶ。
[POINT]公定歩合の変化はマネーの増減につながる
日銀の金融政策のひとつとして、公定歩合率の操作がある。公定歩合率とは日銀が民間銀行に貸す金利のこと。公定歩合が増えると、民間銀行は資金調達をしづらくなるので貸出行動が減る。逆に減ると貸出行動が増える。銀行の貸出行動が増えればマネーは増える。逆に減ればマネーも減る。
[POINT]まとめ:日銀は公定歩合率を操作することにより、インフレ・デフレの調整を行っている
当然知ってた人もいるでしょうが、知らなかった人は覚えておこう(俺含む)
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